私のタントリックの施術時は軽い催眠状態に入ってもらってから体感を深めていくようにしています。
その理由はリラックスした状態でより深い体感を味わってもらえるから。この点に限って言えば、全国のタントリック・セラピストの中でも唯一無二の方法かもしれません。
ただ、ひとつだけ勘違いしてほしくないのは「催眠」は決して危ないものではなく、自分自身が自分で入っていくので、他人に操られるような状態ではないということ。ですので、催眠状態に入りたくなければ入ることはできません。あくまでそれは自分で決める。私自身は医療機関の先生から正規の方法で「催眠療法」を習得していますから、その点は安心してもらって大丈夫。
いずれにしても、私のやっている「タントリック」も「催眠療法」も「緊縛」も一般的にはグレーを超えてレッドの領域かもしれませんが、そこは理解している方しか相手にしていないので、何の支障もない。本当に必要な方に自分のサービスが確実に届けば、それでいい。
催眠については、実は私たちは普段の生活の中で頻繁にその状態に入っていて「時間を忘れて夢中になっている状態」がまさに催眠状態。
少し話がズレますが、先日私の住んでいる町でお神輿をワッショイやっておりまして、そこで気が付いたことがある。これは自分なりに世紀の大発見でした。
それは、大勢の人が一つになって何百キロもある重い神輿を人力で動かす際に「呼吸」があっていないと酷く疲れてしまう。反対にみんなの「呼吸」が合っていると、足並みが揃い、担ぐのがとても楽になる。これこそが「催眠状態」を作るためのポイントで、私の催眠の施術も相手の「呼吸」を読み取ることが大切なポイントで、やっていることはも神輿を担ぐことと全く同じ。
だから神輿を担ぐ時も「ワッショイ」と全員で呼吸を合わせながら進むことが大切。ここで人々が呼吸を合わせトランス状態に入ることに、人の心を動かす秘訣のようなものがあるんです。それは自然の法則であり、大宇宙の法則でもある。
とてもシンプルなことですが、呼吸にこそ深層原理のカギが眠っています。
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