聖地での特別な体験

少し前のことになりますが、新緑がまぶしい5月上旬、京都の「出雲大神宮」へ足を運んで参りました。

ここは「元出雲」とも呼ばれ、実は島根の出雲大社よりも古い歴史を持つ神社。縁結びなどで知られる大国主命(オオクニヌシノミコト)をお祀りする由緒ある場所です。

今回の目的は、この地で初めて開催されたシンポジウム『言霊が伝える心の拠り所と聖地』への参加でした。私自身、ひとりの客として、素晴らしい先生方の言葉を直接受け取りたいという思いから京都へと向かったのです。

奇跡のような登壇者との時間、当日登壇されたのは、本当に信じられないような素晴らしい顔ぶれでした。

・はせくらみゆきさん(画家・作家)

・出口光先生(大本教・出口王仁三郎氏の曾孫にあたる方)

・長堀優先生(医師であり『日本の目覚めは世界の夜明け』の著者)

先生方のお話は、日常ではなかなか触れることのない深いテーマばかり。宇宙の真理や、私たち日本人の内なる意識の目覚めを促すような内容に、全国から集まった100名以上の参加者が静かな感動に包まれる、とても心地よい空間でした。

さらに嬉しい出来事として、神社の宮司である岩田昌憲様が直々に境内をご案内くださったのです。普段は立ち入ることのできない禁足地「磐座(いわくら)」にも足を踏み入れさせていただき、心が洗われるような特別な時間を過ごすことができました。

歴史のひとコマにタイムスリップ

宿泊先の近くでも、不思議なご縁を感じる出来事がありました。

ホテルのすぐそばに、明智光秀が築いた「丹波亀山城」の跡地があったのです。1919年に大本教の出口王仁三郎師が城を復元し、現在も大本教の拠点となっているその広大な敷地をのんびりと散歩していると、まるで歴史のひとコマに体ごとタイムスリップしたような、不思議でロマンチックな感覚を味わいました。

「緊縛」から「縄結い」へ。言葉が持つ力

そして今回、どうしても果たしたかったもう一つの目的。それは、はせくらみゆきさんに直接お会いしてお礼をお伝えすることでした。

「緊縛」ではなく、「縄結い」。

以前、保江邦夫先生の著書『縄結いは覚醒の秘技』の出版記念イベントを主催させていただいた際、はせくらさんが提案してくださったこの「縄結い」という言葉のおかげで、「緊縛」というものが持つ暴力的なイメージがふっと解放されるのを感じました。

この美しい言霊を与えてくださったことへの感謝と、これからも私自身がその価値を広く伝えていきたいという決意を、ご本人に直接お伝えしました。

「緊縛」というと、どうしても少しハードで閉鎖的な響きがありますが、「縄結い」には、魂の「目覚め」を促すような温かさがあります。

英語の「Bondage(ボンデージ)」も同様にSM的なイメージが先行しがちですが、私ならもっとシンプルに「Cross the rope tying(縄を交差させて結ぶ)」という、純粋で率直な行為として表現したいと考えています。

縄を交差させ、結び、そして解く。

この「結びと解き」という行為は、最先端の量子力学においても、物質の誕生や空間の構造を説明する上でとても重要な概念です。私が覚醒のためのツールとして縄を「結んで解く」という行為さえ、宇宙の法則と存在する同意義において、ただの偶然とは思えません。

ただ縛るのという行為ではなく、もっと深い意味を持つこの「縄結い」の精神世界を、これからも皆さまへ少しずつお届けしていけたらと思っています。

無源

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